最近読んだ本(イノベーションの競争戦略)

こんにちは。しっつのシゲルです。

この本の帯にこう書いてあります。


「なぜ、今イノベーションなのか。

世の中に存在しなかった画期的な発明やサービスを生み出すことは、

企業におけるイノベーションの必要条件ではない。

それよりも新しい製品・サービスを消費者や企業の日々の活動や

行動の中に浸透させることこそがイノベーションの本質である。

我々はこれを行動変容と呼ぶが、これこそが企業がイノベーションを

起こすためのカギとなる。

そのことをみんなに知ってもらいたいという想いが本書執筆の動機となっている。」




いろいろと示唆に富む内容なので是非、読んだいただきたい

と思いますが、私がなるほどと思ったことを書いてみます。


1.イノベーションとは、これまでにない価値の創造により

  顧客の行動が変わること(行動変容)

2.ビジネスにすることができさえすれば、新しい価値を生み出したのが

  誰であるかはどうでもよく、新しい価値を「自ら」生み出す必要はない。 

3.自社の資源(新しい価値)にこだわるのではなく、使えるものは何でも

  使う。他者が生み出した新しい価値を横取りする(油揚げをさらうトンビになる)


 要は、インベンター(発明者)よりイノベーターを目指せということです。

あしあと

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