最近読んだ本(不要不急 苦境と向き合う仏教の智慧)

こんにちは。しっつのシゲルです。


コロナ禍で突如我々の行動や存在を縛ることになった「不要不急」。

「何が要で急なのか」という頭を悩ます難題に10人の僧侶が挑む。

という本です。




1人目のヒント:人生に夜があるように

2人目のヒント:「不要不急」という禅問答

3人目のヒント:お前はお前の主人か?

4人目のヒント:要に急がず、不要に立ち止まる

5人目のヒント:どうしてもいけなければどうするか?

6人目のヒント:笑いも仏法の永久に”不朽”です

7人目のヒント:「必要緊急」の声をすくう

8人目のヒント:「不要不急」のマンダラ

9人目のヒント:今こそ長期思考を取り戻す

10人目のヒント:「遊戯」の領域


さて、どれが自分にとってベストなヒントになるかはこの本を

読んで考えてみてください。


ちなみに、私にとってヒントになったのは次のとおりです。どなたのヒント

の中身かは本で確認してみてください。

1.宗教は無用の長物とも思われるが、夜が半分あるのも無駄のようで

  決して、無駄ではない

2.オンライン座禅会が「距離」という問題を解決してくれた

3.相手の状況にお構いなしに一方的に説かれる法は、それこそ「不要不急」

4.日本のお寺は二階建て。一階は、祖先供養の日本仏教で檀家、死者を中心の

  スペース。二階は、仏道を求める人、生者のスペース。


最後に、座布団1枚!と思ったもの。

ドラマで、「すみません。お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか」という

アナウンスがあり、お医者さんが「何か緊急ですか」と答えるシーンはあるが、

「すみません。お客様の中に僧侶はいませんか」というアナウンスがあり、

「私がお坊さんです」というシーンはない。はたして、僧侶は必要急務な存在

なのか・・・

あしあと

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