目指せ、応用情報技術者!~第3回~
SITZブログ読者の皆さま、こんにちは!
システム部のノガミでございます。
今回は久しぶりになりますが、応用情報技術者の資格取得に関する記事を投稿いたします。
前回は「応用情報技術者ドットコム」について紹介させて頂きました!
今回は「応用情報技術者」で問われる知識について簡単にご紹介いたします!
具体的な内容を紹介する前に、一つ注意事項です!
先日、応用情報技術者の試験要綱を改めて確認いたしましたが、2019年11月5日に2020年4月以降の試験用の新しい試験要綱が公開されておりました。
試験要綱の変更は2019年に入って3回目になるようですが、基本情報技術者試験のように出題範囲が変更になる場合もありますので、本記事の内容も常に正しいとは限りません!
情報処理技術者試験の受験を予定されている方は、適宜ご確認くださいますようお願いいたします。
それでは、ここから記事の本題に移ります。
応用情報技術者の試験で問われる知識は多岐に渡りますが、応用情報技術者に求められる技術水準を基に考えると、何となく全容がつかめるかと思います。
なお、応用情報技術者に求められる技術水準の詳細は応用情報技術者試験を実施しているIPAのWebページに記載がありますが、少々複雑ですので、ここでは私なりに簡単にまとめたものをご紹介いたします。
ちなみに、IPAの応用情報技術者試験を紹介しているWebページのURLは下記の通りですので、気になる方は是非ご一読ください。
URL:https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/ap.html
応用情報技術者の技術水準を一言で表すと、「上位者の指示の下で情報収集・分析・システム運用・保守管理が可能である」と言えます。
もう少し具体的に言うと下記の事項を上位者の指示の下で適切に行う技術力を有するということです。
1.情報技術を活用した戦略の立案・運用の補助
・戦略立案に当たって必要な情報の収集・分析
・定められた経営戦略・情報戦略の理解・現状との差異分析
2.システムの設計・開発・運用の遂行・補助
・要件定義に必要な情報収集
・プロジェクトのスコープ・予算・工程・品質の管理
・技術的問題を情報戦略・戦術に沿う形で自ら解決
なお、ここでいう上位者とは下記画像の赤枠内のいずれかの資格に相当する技術力を有する方です。
つまり、応用情報技術者は上位のデータベースやネットワーク等のスペシャリストの指示を理解し、遂行する能力があるということです。
これは、各分野の内容を広く理解しておく必要があるということを意味しています。
以上の紹介で応用情報技術者試験にて問われる知識の範囲・水準の概要は分かるかと思います。
しかし、上位の資格がある各分野の内容を広く問われるとはいえ、具体的にどの程度の深さまでの知識が問われるかについては、まだ分からないと思います。
そこで、各分野の中で問われる知識についても紹介したいと思いますが……今回は少々長くなってしまったので、ここまでといたします!
今回は「応用情報技術者試験」で問われる知識を理解するために、その前提として「応用情報技術者」に求められる技術の水準について紹介いたしました!
次回は、「応用情報技術者試験」で問われる知識の分類について簡単にご紹介いたします!
以上、ご拝読ありがとうございました!
あしあと
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