気まぐれIT用語講座~IT編~

しっつBLOG読者の皆さん


こんにちは。


システム部のノガミです。



最近は専らプライベートの生活の中の出来事ばかりを投稿していましたが、

今回は久しぶりにシステム部らしい記事を投稿しようと思います。



様々な分野でITの利活用が促進され続けている昨今、数多のIT用語が一般に広く使われるようになっているかと思います。


ただ、あまりIT分野に興味が無い人にとっては、聞き覚えがあっても内容はイマイチ分からないIT用語が多いのではないでしょうか。


そこで、「気まぐれIT用語講座」と題して、今後、特に何回目に何を説明するかといったことを決めず、

気の向くままにIT用語をざっくりと説明するような記事を何度か投稿しようと思います。



なお、かなりざっくりと説明する予定なので、厳密には正しくない説明も含まれるかもしれませんが、

悪しからずご了承いただけますと幸いでございます。


申し訳ありませんが、細かいことまで正確に知りたい方は、専門書・学術書・研究論文などで調べてください。



さて、ここから本題に入りますが、前書きが長いため、本題は短くまとめようと思います。



とりあえず、初回は恐らく一番基本的な用語であろう「IT」を説明しようと思います。


なお、流行りの「IoT」や「ICT」ではなく、古式ゆかしい「IT」の方ですので、

「IoT」や「ICT」と「IT」の違いについて知りたい方は、主旨が違うことをご了承ください。



まず、ここでいう「IT」は「Information Technology」という英熟語の頭文字を取った略語です。


間違ってもホラー映画のタイトルではありません!



「IT」を日本語で表現すると、「情報技術」と表されますが、情報の技術と聞いて、

具体的な内容がイメージできるでしょうか。


実のところ、「IT」とは何かという問いの答えは、「IT」の発展や普及に伴って変動し続けていて、

「IT」の専門家間でも異なる答えがある...という状況かもしれませんが、

問いを出したからには、私の考える答えをざっくり説明します。


ズバリ、「IT」とは、「“情報理論”を主として数学や言語学等の知見を活用した技術全般」です!



「……“情報理論”って何?」と疑問を持った方も多いかもしれません。



ここでいう“情報理論”(Information Theory)とは、「情報理論の父」と呼ばれるC.E.Shannonが考案した理論です。


細かい話を置いておいて語弊を恐れずに説明すると、「情報」が持つ「意味的部分」等を取り除いて「構造的部分」のみを取り扱うことで、

「情報」を極めて客観的に定量化し、定量化された「情報」を対象として、既存の数学などの知見を用いて分析・活用する理論です。



……もっと端的に言うと、“情報理論”とは、「情報」を数理的に取り扱いする理論だということです。



以上を踏まえると、「IT」とは、「「情報」を数理的に取り扱う技術全般」と考えると分かりやすいのではないでしょうか。



以上で「IT」の説明を終了しますので、興味がある方は、「IT」を取り扱った書物は世の中に無数にありますので、

是非、ご自身で調べてみてください!


ちなみに、今回の記事を執筆する際に、大学生の頃に使用していた学部生向け学術書を参考にしています。





なお、次回の「気まぐれIT用語講座」で何を取り扱うかは決めておりませんが、悪しからずご了承ください。



以上、お読みいただきありがとうございました。

あしあと

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