目指せ、応用情報技術者!~第4回~

SITZブログ読者の皆さま、こんにちは!

システム部のノガミでございます。

 

前回は「応用情報技術者」に求められる技術の水準について紹介させて頂きました!

 

今回は「応用情報技術者試験」で問われる知識の分類について簡単にご紹介いたします!



前回に引き続き、具体的な内容を紹介する前に、一つ注意事項です!

 

先日、応用情報技術者の試験要綱を改めて確認いたしましたが、2019115日に20204月以降の試験用の新しい試験要綱が公開されておりました。

 

試験要綱の変更は2019年に入って3回目になるようですが、基本情報技術者試験のように出題範囲が変更になる場合もありますので、本記事の内容も常に正しいとは限りません!

 

情報処理技術者試験の受験を予定されている方は、適宜ご確認くださいますようお願いいたします。



それでは、ここから記事の本題に移ります。

 

応用情報技術者の試験で問われる知識は多岐に渡りますが、各知識を特徴毎に分類することができます。

 

なお、IPAが公表している試験要綱を見ると、午前試験と午後試験で分類の表現が異なります。

 

これは、午前試験の出題範囲の分類が基本情報技術者試験などの他試験と同様である一方、午後試験については他試験と異なるからだと思いますが、実際のところ、午前と午後で問われる知識の分類の中身は殆ど変わりません!



それでは、実際の知識の紹介に移ります。

 

まず、午前試験の場合、知識を大別すると下記図1の様に分類できます。



1:午前試験の知識分類


ざっくり説明すると、テクノロジ系はIT技術の知識であり、マネジメント系はITに纏わるプロジェクトやサービスの管理方法の知識であり、ストラテジ系は経営戦略とITの連携に関する知識です。

 

テクノロジ系を除き、分類の字面を見るだけでも試験で問われる知識についてなんとなくイメージができてきたのではないでしょうか?

 

テクノロジ系だけは余りにも抽象的な表現なので、そもそもITの知識が豊かでないと分かったような気にもなれないかとは思いますが、今後、各分類についてフォーカスした記事内で実際の問題例も交えて具体的に説明していきたいと思います。



次に、午後試験の方を紹介いたします。

 

午後試験で問われる知識については下記図2の通り、抽象化の水準による段階的分類が行われていないため、多少分かりにくいものとなっております。



2:午後試験の知識分類


より具体的には下記の通りです。


(1)経営戦略に関すること

 マーケティング,経営分析,事業戦略・企業戦略,会計・財務,etc.

(2)情報戦略に関すること

 ビジネスモデル,アウトソーシング戦略,情報業界の動向,情報技術の動向,etc.

(3)戦略立案・コンサルティングの技法に関すること

 プレゼンテーション技法,バランススコアカード・SWOT分析,etc.

(4)システムアーキテクチャに関すること

 方式設計・機能分割,要求分析,仮想化技術,主要業種における業務知識,etc.

(5)サービスマネジメントに関すること

 サービスマネジメントプロセス,サービスの運用,etc.

(6)プロジェクトマネジメントに関すること

 プロジェクト全体計画,スコープ・資源・スケジュール・コスト等の管理,etc.

(7)ネットワークに関すること

 ネットワークアーキテクチャ,通信プロトコル,VPNetc.

(8)データベースに関すること

 データモデル,DBMS,データベース言語,etc.

(9)組込みシステム開発に関すること

 リアルタイムOSMPUアーキテクチャ,センサ・アクチュエータ,etc.

(10)情報システム開発に関すること

 外部設計,内部設計,テスト計画,開発環境,オブジェクト指向分析,etc.

(11)プログラミングに関すること

 アルゴリズム,データ構造,プログラム作成技術,etc.

(12)情報セキュリティに関すること

 情報セキュリティポリシ,情報セキュリティマネジメント,リスク分析,etc.

(13)システム監査に関すること

 ITガバナンス,情報セキュリティ監査,システム監査関連法規,etc.


専門用語ばかりなので、大半の方はチンプンカンプンだったのではないでしょうか?

 

ですが、午後試験の出題形式の都合上、実際の問題例を簡単に紹介することは難しいため、午後試験で問われる知識を詳しく紹介することは今のところ予定しておりません。

 

悪しからずご了承ください。

 

しかし、繰り返しになりますが、午前試験と午後試験では出題形式が異なるだけで、知識の分野としては重なっておりますので、今後紹介していく午前試験で問われる知識がなんとなく分かれば、午後試験で問われる知識も凡そ理解できているといって差し支えないでしょう。



以上で応用情報技術者試験にて問われる知識の分類の大枠は一通り説明出来ているかと思いますので、今回はここまでといたします!



今回は「応用情報技術者試験」で問われる知識の分類について簡単に紹介いたしました!

 

次回は、「応用情報技術者試験」で問われる「テクノロジ系」の「基礎理論」について簡単にご紹介いたします!

  

以上、ご拝読ありがとうございました!