最近読んだ本(生物はなぜ死ぬのか)

こんにちは。しっつのシゲルです。


著者は、生物学者の小林武彦東大教授。




化学反応で何らかの物質が出来たとする。そこで反応が止またら、単なる塊。

それが壊れてまた同じようなものを作り、さらに同じようなことを何度も

繰り返すことで多様さが生まれる。


やがて自ら複製が可能な塊ができ、その中で効率よく複製できるものが主流と

なり、その延長線上に「生物」がいる。


生き物が生まれるのは偶然であるが、死ぬのは必然である。壊れないと

次が出来ない。


つまり、死は生命の連続性を維持する原動力であり、

生物にとって死とは、進化、つまり「変化」と「選択」を実現するためにある。


なんか、企業戦略にもつながるような気がしてきましたが、それより、

後書きに書かれた「多様であることを大切にし、変化を好み、そして間違え、反省し、

人に共感して笑ったりない泣いたりして人生を送れたら最高ですね。」に共感しました。










あしあと

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