気まぐれIT用語講座~サーバー編~
しっつBLOG読者の皆さん
こんにちは。
システム部のノガミです。
今回は「気まぐれIT用語講座」として、「サーバー」について簡単に説明しようと思います。
なお、かなりざっくりと説明する予定なので、厳密には正しくない説明も含まれるかもしれませんが、
悪しからずご了承いただけますと幸いでございます。
申し訳ありませんが、細かいことまで正確に知りたい方は、専門書・学術書・研究論文などで調べてください。
さて、ここから本題に入ります。
「メーラー」についてざっくりと説明したときに、しれっと「メールサーバー」という用語が出てきておりました。
「メーラー」の説明では「メールサーバー」の説明を省略したので、
「メールサーバーって、具体的には何のこと?」と感じた人もいたのではないでしょうか。
そこで、今回はIT用語としての「サーバー」について説明することで、
「メールサーバー」の説明と代えさせていただきます。
「サーバー」を一言でいうと、「サービスを提供する主体」です。
よって、「メールサーバー」とは「メールサービスを提供する主体」だということです。
・・・これだけ聞いても何のことか分かりにくいかと思いますので、もう少し丁寧に説明します。
実は、IT用語としての「サーバー」には、対となる用語が存在します。
それは、「クライアント」です。
「クライアント」という言葉はIT関係以外でも一般に使われる言葉なので、
何となく意味が掴みやすいのではないでしょうか。
IT用語としての「クライアント」は「サーバー」の対義語なので、「サービスを要求する主体」を意味します。
つまり、「クライアント」と「サーバー」は下記図のような関係であるということになります。
・・・もしかすると、ここまで辛抱強く読んでも、全然分かった気がしない!
と感じている方も多いかもしれません。
分かった気がしない要因としては、「そもそもサービスって何?」ということではないでしょうか。
ここでいう「サービス」の定義はあまりにも抽象的すぎるので、「メール」の場合で説明すると、
「メールをやり取りする通信機能」や「メールの保存機能」です。
つまり、「メールクライアント」は「メールを送って欲しい」や「保存しているメールを受け取らせて欲しい」という要求を「メールサーバー」に送り、
「メールサーバー」が「メールを相手のメールサーバーまで送る」や「保存中のメールをメールクライアントに送る」という働きをしているということになります。
ちなみに、ここでいう「メールクライアント」の代表が「メーラー」です。
以上で「サーバー」の説明を終了しますので、興味がある方は、「サーバー」を取り扱った書物も世の中に多数ありますので、
是非、ご自身で調べてみてください!
次回の「気まぐれIT用語講座」で何を取り扱うかは決めておりませんが、ご了承ください。
以上、お読みいただきありがとうございました。
あしあと
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